検証03
条件は検証01と同じ。
紙面に「浮遊」、「צף」と記した。
(「צף」=ヘブライ語文字変換で「浮遊」)
結果、浮遊せず。
なぜヘブライ語なのかと言うと、
古代ヘブライ文字は神様が使っていたと神聖文字とされているから。
もし神さまが存在してこの紙をいたずらにでも浮かしてくれるのなら、読みやすい文字のほうが良いだろうと考えた。
日本にも神さまがいるから、日本語も列記している。
神様や精霊的な存在の人達は現世に干渉を禁じられていて、気軽に存在を主張したりできないのかもしれない。
逆に悪魔的な人達や規範意識の低い精霊的なモノ達は気の向いた時に存在を主張して来やすいのかも。
また日本の神様に宛てて文字を書く場合も「浮く」ではなく、古文にならい「く浮」と反対に書いたり漢文で書かないと読んでくれないのかもしれない。
検証02
検証01の条件と同じ。
今回は紙に涙をなすりつけて念じてみる。
結果、浮遊せず。
念波や脳波の受信媒体として血を用いる代わりに似た成分の涙で代用した。
感覚としては涙と血は成分的に大差ないはずなので代用品になると考える。
検証01
以下のものを浮遊させられるかどうか。
遮断、アルミ紙
材質、アルミ紙
備考、無し
方法、祈る、または念じる
結果、浮遊せず。
30分ほど浮くイメージで念じてみるが浮かなかった。
しばらく見つめていると視界が揺らめいているおかげか、紙が動くイメージが掴みやすくて良い。
実際には動いていない。
なにもない紙の場合、脳波や念波は届かないよう。
はじめに。2 前提。検証を始める前に。
過去の記録では特に魔術的な現象等が真偽は不明としても確認され信じられてきたのに対し、
現代ではそれらは確認されておらず(少なくとも私の生きている範囲では)、魔術も再現されていません。
検証を始める前にこれらの事柄を説明するために一つの仮説を設定させていただきたく思います。
この項を作り検証を始めようと考えるきっかけとなった仮説です。
人類史のある年代までは間違いなく魔術や超常の力は存在していたとします。
しかしその後、一つの時期、時代を境に物理法則を超えていた超常の力を、無理やり制限しようとする何らかの意思が働いたと考えます。
地球や、もしくは宇宙にも及ぶ規模で、超常の力の全てを抑制、もしくは制限するこの力は、超常を起こしていた因子の働きを封印する結界の役割を果たしました。
近代において魔術的なものが使用できないのはこの制限する力のせいで使用できないとする仮定です。
古代に確認されていた超常的なものを再現し現代で使用するためには、この因子を封印し制限している力をまず遮断する必要があります。遮断することができて初めて超常的な現象が実際に起こり得ると考えられるのです。
この因子を制限している力が何なのかは完全に不明ですが、遮断できるものを探して見つかるしかありません。できれば魔術的な技術や知識は必要としないものと信じたいです。
なぜなら、魔術的な技術を要求された場合、抑制されているためこの時点で現代では魔術の検証が詰んでしまうためです。
よって個人で用意できる範囲で、超常を起こす因子を制限している力を遮断できそうな物質、効果のありそうなものを探して、遮断力を無効化できるか検証をしなければなりません。
まず、より手頃なもので言うと電磁波を遮断するといわれる(?)アルミなどではどうでしょう。
裏面はアルミ。表面が紙。これはキャンディの包み紙です。
因子を制限する力が、はたして波や電磁波の性質を持っているのかは不明ですが、波や電磁波をある程度遮断できると言われているアルミなら、充分候補としては良いかとおもいます。
あとの候補としてはプラスチックやその他、近代に登場して日の浅い工業製品などが候補になるような気がします。あくまで感覚的にですが。
とにかく遮断できそうならなんでも試す価値はあるでしょう。
つぎに検証のために起こすべき現象としては「浮遊」を選択します。これは「燃焼」を求めた場合、本当に燃焼が出来てしまったら火事の危険があるため、あまり危なくない浮遊を選択しました。
危なくなければ他になんでも良いのですが。
浮遊などの超常現象をてこの原理に例えると、
現象自体は作用に相当し、支点になるのはアルミの紙自体や、その上に用意する札だったりなんらかの魔術や超常現象を生み出す装置的なものにあたります。
力点はこちらから与えるエネルギーです。
エネルギーは念でも脳波でもそれこそ呪力や言霊、精霊から力を借りるでもなんでも良いです。
トリックや偶然に頼らない、本当の物理法則を超えた何かはあるのでしょうか。あるといいですのに。
はじめに。1
この項は魔術や念力、及びそれらに準拠する超常の現象を確認、検証する目的で作成しました。
最終的な目標は、実際に物理法則を超えた現象を自分で確認することにあります。
現時点では、この項やこの後の記述が続いている限りでは超常の現象は確認できていません。(納得できる現象を確認しましたら、この文は訂正させていただきます。)
中世の人類史観におきまして、魔術、念力に関連する現象は、少なくとも目撃した人達にとっては真実として記録されてきたのに対し、
科学技術の発達した近代においてはそれらのほとんどは否定されるか本人の勘違い、古代の記述や現象のすべては空想上の創作で、再現できたとしても偶発や意図的に仕掛けられたトリックである可能性が高く、さらにそれらは誇張された表現の延長や、政略的に歪められた利己的なウソだったのではないかと認識されてしまっています。
実際に検証され再現できた現象も、専門的な方々の見解いかんによっては、環境要因や偶然が積み重なり生まれた物理現象の一つに過ぎない、との意見に集約されているのです。
しかし、これまで記録に残された超常的な伝承、不可思議な現象群が100%誇張や嘘、偶然の産物と結論付けていいとは思えません。中には本当に物理法則を無視した超常現象があったかもしれないと思えて仕方ないのです。
なぜなら、事象や伝承の多くが、時を超え、時代を超え、遠く離れた人達の間にも関わらず、とても似通った認識を持ちえるのは偶然とは思えないからです。
こうした疑問が残るうちに全ての超常現象は無かった。と結論付けてしまうことはどうしてもできないため、個人でできる範囲の中でではありますが、実際に追求してみる自由はあると思うのです。
自分の目で確認し、理論で納得できるものが生み出されるのか、やはりそれらは無い、との結論になるのかは不明ですが意識して続ければ何か見つかるかもしれません。
時間が許す限り探してみたいとおもいます。